新技法(1):毛の先付け
天然毛のブラシは「長年使用すると毛が馴染んでより良いブラシになる」と言われています。
その理由の一つとして、長期の使用で毛先が少しずつ摩耗し角が取れて、細く円錐状になります。
これによって繊維との当たりが柔らかく、滑らかになり、デリケートな繊維にも優しいブラッシングができます。
また、より細くなった毛先が繊維の目に入り、ホコリをよりきれいに払うこともできます。
しかし、このような使用感になるまでには時間と手間がかかります。
そこで、新品からこの使い心地でブラッシングできるよう、独自の加工を施しました。これが「毛の先付け」です。